作者:澄川小歌
かつて、医師のダンカン・マクドゥーガルは一つの説を唱えた。 「魂の重さは21g」だと。 長年根拠のない空論とされてきたその説は、数十年の時を経て大きく飛躍した。 死後、人体から未知の気体が放出されることが、科学技術の発展により発見されたのだ。 少量ながら安定したエネルギーを有するそれは、発電に利用できることが判明し、 人類の生活に革命をもたらすことになったのだが…。 関西在住気鋭作家による、SFジュブナイル開演!!
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澄川小歌